奥さまはフィリピーナ



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聖女か悪女か、「フィリピーナ」を知る一助に

フィリピーナを口説く際の参考になればと思い、筆者の日頃の苦労を偲びつつも、楽しく読みました。得るところの多々ある本でした。目に留まった幾つかの文章を再掲します。「女性の貞操観念においてフィリピンは、はるかに保守的である」(121頁)、「フィリピンの女性は交際相手を選ぶとき、あるがままの自分を相手が認めてくれることが暗黙の条件となる。男性は相手の短所を指摘したり矯正させようとしてはいけない。そんなことをすれば、彼女のプライドを傷つけ交際などおぼつかない」(147頁)、「打算のある愛情を恥じる気持ちを彼女たちは人一倍強く持っている」(161頁)、「フィリピン女性は、マッチョ(男らしさ)願望も同時に強いのである。潜在的には強い夫を望んでいると言える」(165頁)。嗚呼、難しきかなフィリピーナ!
値段の倍、三倍の価値有り

何事に対しても言える事ではあるが、どういう視点からそのものを捉えるのかで評価が分かれると思う。単純に軽い読み物としても笑えるし、学ぶべき事も有り日本人として、人間として考えさせらる事も有り、大変面白く読ませて戴きました。この価格にしてこの内容であれば買いですね!!福沢諭の書き殴った品の無い作品(?)を思えば、私はこの値の三倍の価値有りとおもいます。
国際結婚の理解への1冊

今藤さんと奥様の結婚生活の記録です。
まずは出会いからして衝撃的です。詳しくは本書に譲りますが
「出会い→初デート」の流れで運命のイタズラを感じます。

さらに、フィリピンに行ったときの「おお、なんだこれは」
と思ったことを面白おかしくレポートしてくださいます。
ここでもカナリ笑えます。

そして「出稼ぎの誤解と現実」の章では、実際に出稼ぎの
現場を見てきた著者が自分の体験及び奥様とその親戚との
係わり合いなどを中心に徹底的に分析をしています。
「出稼ぎ」に対するイメージは様々ですが本書のように
その渦中にいる方が分析することは大変意義のあること
だと感じました。また、クラブにおけるお姉さん達の立ち振る舞い
及びカラオケの導入によるクラブの運営方針の変更などについて
も論じられています。

最後の章においてフィリピン人と日本人の考え方の違いを
著者が丁寧に分析しています。そこには地域性の違いや
社会観などが盛り込まれています。

本書は面白おかしく書かれているので確かに笑いながら
読むこともできますが、本書を出発点として様々な
学問を学んでみることも楽しいともいます。
本書から文化人類学、言語学、法律論などに発展する
ことができると感じました。
離婚を思いとどまった

 私自身、フィリピーナと結婚して3年目になるが、毎日ケンカの連続で心身ともに疲れはて、もう離婚しようかと思っていた時にこの本と出会った。 
 著者と奥様との軽口のたたき合いは読むだけでも面白いが、読み進むうちに、実はかなり示唆にとんだ内容が込められていることがわかってきた。かといって説教臭くないのも気に入った。著者の経験に比べれば、うちはまだマシかと思わせてくるところもいい。
 読んでいて1章が1番面白いが、深いのは2章3章。フィリピーナとの結婚に悩んでいる人は3章だけ読むのもいいかも。
奥様の魅力がいまひとつ伝わらないのが惜しい

ハゲと罵られ、裏拳で殴られ、亭主より酒が大事と言われ、涙なくしては
読めないですな(笑)。相手に良かれと思った忠告を嫌がられ、妻は酒浸
り・・。いったい何が魅力なんだろうと考えてしまった。出会いからすで
に酔っぱらいなんだから、ふつうはつきあわないよねー。
なぜ自分を選んだのという夫の質問に出世すると思ったから(金)とは、
あまりに現実的。とどめは著者が貧しい出稼ぎだったら結婚しないとは!
情け容赦なしというか、正直そのもので、いささかげんなりしました。
でも、他人事だから面白い。飛行機に乗って本当に外国ってあるんだと
思うウブな著者でなければ、相手はできまへん。



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