またまた自動車ロン (双葉文庫)



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またまた自動車ロン (双葉文庫)
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新鮮な見方

 もとの本は2002年で外車は多いのだが、評価の仕方が新鮮で面白かった。特に
キャディラックと先代プリウスに対する評価のポイントが新鮮でした。これを書いて
しまうとネタバレになるので書きませんが、その辺のクルマ雑誌で書かれている書評
よりもずっと面白い見方でした。カーグラあたりの高い雑誌って私は買わないのだが、
あのクラスの雑誌だとこういう書評が載っているのかねぇ。

 これ読むとディーラーで試乗・人のクルマ借りたとかするときに、そのクルマの
どういうところが優れてるだろう、どういうところで金ケチったとか考えるときに
(普通はそういうこと自体しないのかな?)新たな見方が持てるのでは無いでしょうか。

 文庫化にあたって追加された巻末の対談も面白いと思いました。

自動車論なのに

戦車はまぁ「乗り物」つながりでまだ許せるとしてなぜに銃の記事が
自動車ロンに必要なのか。なんか同じ物作りとしてのつながりが書かれていたような気がしますが、銃とかミリタリにまったく興味ないんでトバシ読み全開。

車高が140cmだのいろいろデータを駆使して説明してくれますが、字ばっかりでなかなか優秀なデザインやらパッケージやらが頭に入ってきません。数字を読んでぱっとスタイルや形が思い浮かぶ人には面白いかも。雑誌連載時にはイラストとか写真がついてたんでしょうか。。。
90年代中盤という過去からの提言を、現代から読み返す意義

祝文庫化の第二弾。
福野氏の車評論には本当にはまっている。この本では特に、日本の自動車デザインに敢然と喧嘩を売っている「日本車のデザイン」が秀逸だ。
スタイリングとモードに踊る1990年代中盤の日本車と日本の自動車メーカーに苦言を呈している。そして、10年後の今、それを文庫で読み返し、そこからの10年間を実際にあったものとして振り返りながら、この評論を読めるのは非常に意義深い。
最後に付録でついてるマツダロードスター主査 貴島さんとの対談がすごく良い。自動車ロンでの対談(当時は2代目ロードスターが出た直後)から8年目での対談だが、現行のロードスター開発コンセプトが熱く語られており、特にロードスターファンには必読だ。



双葉社
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